GRAPEVINE club circuit 2018@名古屋ボトムライン

平日だったので行くか悩みましたが、前にパーマネンツがボトムラインでライブした際にここでバインのライブも観てみたいなと思ったのと、先に富山や長野のセトリ見て行くのを決めました。

MCでも言っていましたが今年はバンドが21周年に突入したということだけで特にリリースもないので、選曲もファン向けというかマニアックでしたね。ファンである自分にはとても良かった。特に最初の「ピカロ」「SATORI」「1977」の流れは「1977」以外はめちゃ好きというような曲ではありませんでしたが、そのディープな情感に悶えました。初っ端からこんな濃厚な展開して大丈夫か？！と思いもしましたが、「TOKAKU」「その日、三十度以上（！）」でライトな雰囲気が顔をのぞかせました。
その後も「マダカレークッテナイデショー」、「Dry November」といったレア曲と「HESO」「BABEL」とアルバム「BABEL,BABEL」の曲を交えながら披露。そして終盤は「白日」「シスター」「EVIL EYE」といったアップテンポナンバーで湧かせ、年の瀬の名曲「公園まで（！！）」で和やかなムードに包まれて、最後は「うわばみ」でカラッと本編終了。アンコールでは「NOS」のサイケなジャムセッションに酔い、「Arma」で無事大団円。
最初のスロウで濃厚な展開に引きずり込まれましたが、終わってみるとピースフルな時間が流れていたように感じる。個人的には「BABEL,BABEL」リリースツアーの時がバインのベストライブなんですが、それに匹敵するくらい今回良かった。特に最初の3曲の流れはすごかった。MCでは来年もよろしくみたいなことばかり言っていて、一切グッズ紹介もなかったし。