最近聴いている夏っぽいの
■hyukoh「22」
サマソニのBEACH STAGEでのパフォーマンスも素晴らしかったhyukohの昨年リリースのEP。韓国のサチモス的な認知を受けてるそうです(実際、自分もそういう紹介で興味を持った)。
韓国では既に売れっ子バンドだそうですが、音源を聴いてると「これは売れなきゃダメでしょ」って気になるソウルミュージック。ボーカルの音の運び方がスムーズでいちいち色っぽいし、サチモスとの比較でいうとこっちの方がROCKで重い印象。サチモスが街の徘徊に適しているなら、こっちはドライブに適していそう。
ライブでもハイライトだった“Gondry”の堂々たるロックバラッドっぷりよ!
今秋はついにアルバム「23」も出るということなので今から非常に楽しみなのです。
■cero「World Record」
初聴時はあまりハマらなくて、それから2~3年ぶりくらいに聴いてみたらめちゃくちゃ良いのでビックリした。何だってんだ。多分「Obscure Ride」聴いた後っていうのが大きいんだろう。静的なイマジネーションが刺激される。そして“outdoors”や“大停電の夜に”は月並みな表現ですが、切なくて良い。
ただやっぱり、このアルバムより更に良い「My Lost City」「Obscure Ride」は化け物なんだと改めて認識。
■JIV「2+3」
I HATE SMOKE RECORDからリリースされた早稲田のバンドによるカセットシングル。
パンクロックの新たなる胎動がここにも。もうすでに自分の中ではNOT WONKやJapandoroidsと肩を並べつつある存在。この音がぶっとい線で鳴らされる感覚は最近の日本のバンドではなかなか聴かない。しかもビターながらにPOP。これは1回はライブ観ておきたいやつだなー。