最近、気になった曲 師走の始まり

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■Kalan Ya Heidi「インナーグルーヴ」

福岡のポップ・ユニットの来年1月発売のアルバム「kemuri」より。

イントロに1分以上使う贅沢さがすでにたまらない。棒読みのような女性ボーカルが「死」「呪い」「嫌い」と不吉なワードが漂う歌詞を歌うロックってこういうことだよという気持ちにさせる牧歌的なロック破壊ポップなロックンロール。





■Crater「Habits Die Slow」

シアトルのインディー・バンドの来年2月発売のアルバム「Talk To Me So I Can Fall Asleep」より。

インダストリアルノイズとインディーポップという触れ込みは、全くもって正しい。とはいえこの曲は激しい感じはなく揺蕩うようなパルスノイズ。また歌に焦点を当ててるため結果として初期ステレオラブみたいなジャングリー・ポップに。それも全くもって正しい。スイートメロディー。





■Jiye Kim「Love Is Anywhere」

soundcloudをサーフしていたら見つけたボストン在住韓国人アーティスト。男性ボーカルが主役のジャズR&Bですが、一緒にデュエットしている女性がおそらくJiye Kim。歌うようなドラムが気持ち良いっす。





■김성경「no reply」

キム・ソンギョン名義なのか、love.wave名義なのかイマイチわからないこちらもボストン在住の宅録女性ミュージシャン。
tomad氏がつぶやいていたので聴いてみたら、そのたおやかさに一気に惹かれた。かすかな光を紡ぐベッドルームポップ。