2018年9月に観たライブ

■蓮沼執太フィル「ANTHROPOCENE - Extinguishers in Aichi」@栄ナディアパーク・デザインホール

f:id:iruikonintan:20180930200225j:plain



今年5月に「森、道、市場2018」で観て以来の、2ndアルバム「ANTHROPOCENE」発売後初めて観た蓮沼執太フィルです。

Peatixというアプリを用いての電子チケットでの入場だったんですが、これが結構時間がかかり開演の20分前くらいに並んで入場できたのがちょうど17:00で、まあ結果的に始まるのが少し遅くなった。自由席ということで自分が座れたのは木下美紗都氏、蓮沼執太氏の後ろでした。そして始まったんですが、音像がぼやけていてモヤっとしてしまった。Vo.も聴こえづらいし、正直眠たくなってしまった。これなら「森、道、市場」で観た時の方が良かったな~と思いつつ、前半のラストの「TIME」あたりで調子が出たのか、気にならずに楽しめてきた。休憩をはさんでの後半はかなり楽しくて、特に「Hello Everything」のアレンジは圧巻でしたね。結果的に楽しかったですが、座った位置によって響き方に差が出ているような気もしなくもないので次はステージを観るような感じで観たいですね。



■Unknown Mortal Orchestra「JAPAN LIVE 2018」@渋谷WWW X

f:id:iruikonintan:20180824170329j:plain



今年出たアルバム「Sex & Food」のリリースに伴ったワールドツアー、その東京編に観光も兼ねて遠征してきましたよ。

まずは前座のTempalayも観たかったアクトなんですが、最初の方はなんかノレなかった…。もしかしたら観光での疲れがあったのかもしれませんが、畳みかけるアッパーチューンが音源ほどの余裕がない気がした。ただ後半の「深海より」~「革命前夜」のメロウサイドはかなり引き込まれたので結果的に良かった。


その後のUMOを前の転換でビール1缶飲み干して、次の舞台へ。

でもって始まった目当てのUMOなんですが、まず1曲目からギターソロ引きながら客席に乱入してくる離れ業でいきなり盛り上がった。その後も旧譜中心に彼らお得意のソフトサイケなんですが、音源と比べロックのダイナミズムもあって、ゆるく踊ることもロックの熱も感じることもできて会場に良い空気が満たされたと思ったら、ワイン(?)を飲みだした後に今回の新譜の中で今までにないハードな空気を纏った「Major League Chemicals」~「American Guilt」の流れに満足、思わずめったにしないヘッドバンキングをしました。そのあとは本編最後の「Multi-Love」、アンコールで披露された「Hunnybee」までトロトロした音空間に酔いしれました。基本的にメロディがいい曲ばかりなので、どれだけ演者が酔っても信用できるみたいなとこありましたね。



本当はbutajiの名古屋公演も行きたかったのですが、台風で延期になってしまいました…。