2018年1月~3月良かったアルバム
10枚選びました。A to Z順です。
■A.A.L(Against All Logic)「2012 - 2017」
Nicolas Jaarの別名義。ソウルミュージックからのサンプリングが多めのディスコ・ハウス。
■Camp Cope「How to Socialise & Make Friends」
2018年まっすぐに声を張り上げて歌う女性Vo.暫定ベスト。気持ち良いU.S.オルタナ・エモ。
■土井玄臣「針のない画鋲」
なんて優しく突き放したアルバムタイトルなんだろう。ターミナルな恋の歌たち。
■Dream Wife「Dream Wife」
パンクではなくパンキッシュ、そしてキャッチー。よく引き合いに出されるYeah Yeah Yeahsと一緒に俺はYUIを思い出した。「F.F.U feat. Fever Dream」は暫定ベスト・クロージング・トラックです。
■People In The Box「Kodomo Rengou」
ピープルのカタログの中で、最もむき出しで、最もけむに巻いた、真の意味でオルタナティブなマスターピース。
■さとうもか「Lukewarm」
ジャジーなフォーク、ボサノヴァ、ニュー・ミュージック。それでいてオーガニックな店のBGMにするにはあまりに強い存在感。入江陽氏プロデュース。
■Superorganism「Superorganism」
ハイプ的な売れ方だけど、生活音が多くサンプリングされたバブルガム・ポップはさえない現実を塗り替えようとする気概を感じるし、そこにロマンを感じるんですよね。
■Suuns「Felt」
The Horrors「Sea Within A Sea」をアップデートしたら、こういうアルバムになるのかも。ミニマル・サイケロックなダンス・ミュージック。どちらにしろ明らかに過小評価なアルバム。俺は平日の東京は無理だから、お前は来日公演に行け。
■U.S.Girls「In a Poem Unlimited」
様々なジャンルのポップスを甘くアイロニカルに歌いこなして素敵。奇妙でくすんだポップス・ショー。
■Young Fathers「Cocoa Sugar」
去年はMount Kimbie、一昨年はDanny BrownやNicolas Jaarでしたが、暫定ベスト・ポストパンク・アルバムはこれ。ローファイでパーカッシブなトラックがかっこいいです。
旧譜は、
The Blune Nile「Hats」
Iron & Wine「The Shepherd's Dog」
The Novembers「GIFT」
坂本慎太郎「できれば愛を」
Slipknot「Iowa」
を好んで聴いていました。