最近聴いてるロックバンドのアルバム

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ポケモンGOポケモンXY(→ポケスペ)の順でハマり、未だにフェアリータイプの相性が分かっていませんが、サン・ムーンもめっちゃ楽しみです。

 



Cymbals Eat Guitar「Pretty Years」

ロックンロール・アイラブユー。今までアンテナに引っかからなかったのに、新作は何故かハマるはハマる。これまで視聴止まりだったので色々とアレですが、シンセの比重が増えてNW風味になったことで、逆説的に浮き彫りになったロックンロールのロマンチックっぷりに起因するものかな、と思っています(制作途中でキュアーをよく聴いていたとフォロワーさんから教えてもらった。)。あと少年の衝動によるバースト的なものより、大人の余裕としての風格が前に出てきている…。

まあ何よりロマンチックな作品。特に「WELL」って曲は星降る夜に君と会いたくなるくらいのロマンチシズム。こういうの胸張って好きって積極的に言い続けたい。




BUMP OF CHICKENユグドラシル

久々に聴いたら、この頃のバンプは割と暗い曲多かったんですよね。もちろん青臭いのが前提なんですけれど。「乗車権」や「太陽」の歌詞を今聴くと恥ずかしいんんん(将来の夢がテーマなら「夢の飼い主」の方が好き)。それでこそバンプとも思うけれど。

ただ風景描写の曲は齢を取った今だからこそ、というかこの頃が一番神がかっていて、言うて「車輪の唄」と「スノースマイル」の事なんですけれど。端的に言って、泣ける。カントリーとかゴスペルとかこういうアメリカの原風景サウンドがルーツなんだなと改めて認識。

ただ今、最強に響くのは間違いなく「ギルド」。どう考えても社会人になってこそ響くワーキング・ブルースでありつつ、未来無きティーンズの心をも掴んだ限りなくポップスなブルースのポップス成分に泣くしかないし、あとこの曲の「曲に鍛冶屋をイメージするような音が使われており、これはメンバーが鉄アレイを叩いて出した音である。」っていうエピソードがラブリーで好きです。




■kumagusu「夏盤」

東京のインディーバンドの、コンセプトミニアルバムみたいな名前のファーストアルバム。

基調になるのはレトロな匂いのすると共振するバウンシーなサイケロック。9曲目が「ローな人々」って名前だけど、そんな感じ。Captured TracksのNaomi Punkを少し思い出したり。そしてアルバム名通りの(何も起きなかった)夏についての曲群。無名のバンドの自主レーベルからリリースだっつんてのに音がクリアですごい…。さあ、残暑の終わりに。