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この夏、よく聴いたオムニバス

 

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■「noWhere」



Deerhunterが台湾公演をキャンセルしたことを悲しむバンド、Forestsが主催する台湾のインディーコンピ。おおまかにジャンル分けするならサイケとドローンとネオアコが詰め込まれたものなんですが、誰もかれもどこか泥臭い。それこそジャケのような色合いの。
お気に入り曲は、甘いささやきがバットトリップな落差草原 WWWW「入夜溪谷」、日本にもツアーできたことがあるSkip Skip Ben Benのシナトラカバー。軽快ながらどこかせつないバンド名が最高なMidnight Ping Pong 午夜乒乓「這樣的人」。こっちは曲名も最高な老貓偵探社「石灰山丘大怪獸」。台湾語で歌われるロックは日本にもアメリカやイギリスにはない芋臭さがかわいげが生まれてよい、台湾インディーの充実さを知るには最適のコンピ。



■「密造盤」



スカートが主催する「月光密造の夜」をきっかけに作られたスカートとミツメとトリプルファイヤーの東京インディー三銃士による互いに互いの指定された曲をカバーしたコンピ。とにもかくにも一番のお気に入りはトリプルファイヤーの笑えるミツメの「三角定規△」カバー。ギターがほぼThe Smithsの「The Headmaster Ritual」というアイデア勝ちっぷり。それでいて仄かにいびつ。スカートだとワールドロックに調理された「スキルアップ」、ミツメのアーバンで空虚な「次やったら殴る」が好きb



■「Good Bye SCHOOL-GIRL」


京都のGhostlightによるナンバガの非公式トリビュート。面白いのは、ほぼ全曲ギターロック色が消えて、ニューウェイブやポストエレクトロなアレンジが施されている事。清楚な女性ボーカルの曲が多い事。それでいて原曲が持ってた荒々しさが抑えられて、メロディの美しさ、ストレンジさが浮かび上がるという事。しかもそこに感じるのは、アツぐるしい作為的なものがなく無邪気な遊び心。なるほど!となるほどおじさんが唸る出来。懐かしアングラ・ニューウェーブな口寄せ「タッチ」、アインシュタインズのクールなエレクトロ「CIBBICOさん」、深い音響が意外なホシナトオルの「TATTOOあり」あたりが好き。非公式、アマチュアリズムがかなりいい方向に作用したトリビュート、マツリスタジオも思わずシェア。



■「Autotuned Cows」


これはもうコンピじゃなくて「牛の鳴き声にオートチューンかけた結果www」みたいな動画なんですが、殊の外ドープに響くし、なんなんすかねこれ。