■Taquwami「Ka Ao Um」
日本のトラックメイカーTaquwamiが「18/05/2015にリリースする」新曲。昨年秋に公開された「Aj Mo Ka」と両A面でリリース。
でもってこの曲は、どこまでもインターネットでポスト・インターネットなんだけど、Googleのストリートビューで砂浜の写真を見て散歩した気分になってるような情緒あるトラック。1分51秒からのホーンの音で泣きそうになる。
■Jenny Hval「That Battle Is Over」
ノルウェイの才女の6月にSacred Bones(!!)からリリースされる「Apocalypse, girl」からの先行曲。
St.Vincent「Strange Mercy」にも似た神聖さとゴム臭さの同居したポップネス?シルクのカーテンを引き裂くようなギターはないけれど。とりあえず「メリークリスマス!ウォーイズオーバー」のところのカタルシスがすごい。これが現在のオルタナティブなのかね。なんとなく立ち位置的に水曜日のカンパネラと被るところがある気もする。
■水中図鑑「櫻の園」
名前はindienativeでたまに見るなあ程度の認識でいた水中図鑑の「198X」からのリードトラック。
聴いてみたら、頭の中で美化した卒業式の記憶に思い出しているような、どこでもない場所で鳴っているようなソフトサイケ・グランジ…と言葉にしつつもどこか“ねじれ”を感じるもので、最近のバンドにありがちな計算高い付け焼き刃の感じもなく、芯からくる“ねじれ”。きっとこれが2015年の国産アオハル・オルタナロック。
■Damien Rice「Eskimo」
ピープル波多野「今からYouTubeアドレスを用いて0時くらいまでDJします。どんな曲が聴きたいか、リクエスト下さい。」
ぼく「星空の下で聴く音楽ください」
@meiousei_abura Damien Rice - Eskimo https://t.co/ko1QmffLCX
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) 2015, 5月 14
といって紹介されたこの曲。おい、こんなつまらない画面見たってしょうがないし、外に出て星でも見ないか?星をみたかい?
おわり