1月4日(日) "nurse green vol.27" @栄spazio rita

若宮大通り沿いにある栄spazio-ritaというコンクリの空間(アートスペース)で昆虫キッズとTHE ACT WE ACTのツーマンライブを観てきました。


 



この日、体調が胃の疲れでなかなかの絶不調っぷりでして、気が付いたら開演時間過ぎてるし、ジアクトは少ししか見れなかったですが、ただ一番聴きたかったYouTubeで公開されている「Revolution in the summer」が聴けてよかった。昆虫キッズも体現していた歪さと少年っぽさとポップさがこの曲には十二分に宿っている気がするのだ。

そして昆虫キッズです。
この日のライブは昆虫キッズにとって最後から二番目のライブなんですが(そもそもこの日のライブは昆虫キッズの活動終了の報を受けて、ジアクトからオファーがあったらしい)、終わりを予感させるようなライブではなく、高橋さんがMCで言っていたように「またね」て感じだった。機材トラブルでライブの流れはグダグダだったんですが、そういったトラブルを心底楽しんでる姿を見てこのバンドのこういう所を信用してきたんだなとなんとなく思った。

そして今日のライブのハイライトは「ASTRA」でした。そもそもこの曲の音源はMC.Sirafuのスティールパンとトランペット、スカート(澤部渡)のボンゴが合わさって完成していたし、リリース後のライブでそういったゲストプレイヤーがいなかったためどこか不完全に感じていた部分もあったのだけれど、今日のライブでは完璧に4人の曲になっていた…というかこんなに破壊的でかっこいい音楽があっていいのか?いいんです!って想い。ライブ後、物販で買った「Around Hiroshima & Shibuya+1」にも化けたASTRAが収録されているのでまだ残っている内にオフィシャルストアで買った方がいい。絶対いいよ。

ダブルアンコールでの熱心なコールからの「ピート・タウンゼント(ちょっとだけ)」~歪みまくりの「ブルー・ブルー」も良かった。あれも「またね」、もしくは「元気にさようなら」って気分を増幅させているような気がする。



この文章を書いてる途中にも、昆虫キッズはラストライブを終えるだろうけど、昆虫キッズにはこれからもよろしくお願いしますという想いで一杯だ。元気でさようなら!また会えるよね。